せんざい歯科クリニック ブログ
2015年6月27日 土曜日
★6月の口腔外科オペ
昨日6月26日(金曜日)はせんざい歯科クリニックの月に一度の口腔外科のオペ日でした
夕方5時から夜9時すぎまでの4時間だけの口腔外科デイですがlびっちり詰まったアポイントは今月は21名
全員親知らずや難症例の抜歯や外科の患者さまの予約でしたが、口腔外科担当の南暢真(みなみのぶまさ)先生は、どんな難抜歯(水平埋伏や埋伏といった専門的な技術を要する抜歯)でも短時間で、丁寧に、確実に、安全にこなしていきます
診療スペースの裏側に位置する消毒コーナーでの器具の洗浄、消毒、滅菌、器械出し準備などでスタッフたちも大忙しです
南先生の隣りでは、口腔外科の患者さまの術式や経過をカルテにこと細かく記載する真剣な松本義之(まつもとよしゆき)院長です ↓
「術式の記載だけは必ず手書きをすること」が開業以来絶対に続けている院長のポリシーです
患者さま一人ひとりの症例や術式に応じて、その時のカルテ内容はさまざまですが、
松本院長は昔から絵やスケッチが得意中の得意らしいです
↑ 本人いわく勉強が得意と言ってますが(笑)
さっきまで夕方だった外の景色も、すっかり夜になってます
南先生のオペを確認しながら、松本院長はカルテ記載をして、衛生士や助手は外科のアシスタント、患者さまへの術後の説明などをチーム一丸となってテキパキとこなしていきます
あまり通院する時間が無くて忙しいというこの患者さまの場合は右下の(少しだけ歯の頭を出しただけの半分埋伏した状態の)親知らずを抜歯すると同時に、同じ右上の親知らずの抜歯も希望されました。
↑ この患者さまのレントゲン写真ですが、斜めに生えている右下の親知らず(このレントゲン写真では向かって左下に見える斜めに生えているのが親知らずです)と、その手前の奥歯の間に食べかすが挟まってむし歯になったり、歯肉が腫れたり、痛みや違和感が出ることが多いです。(実際手前の歯はむし歯になっているため、後日あらためてむし歯治療が必要な症例です。)
この患者さまの抜歯も口腔外科担当の南先生は、
麻酔⇒メスで歯肉切開⇒歯冠分割⇒抜歯⇒縫合⇒止血まで、ものの10分未満でした
そのあと、引き続き上の親知らずを同時に抜歯して終わりです
手術時間が短いということは、抜歯後の痛みや腫れ、感染する確率がグンと下がりますので、患者さまの負担はかなり軽減されます
このように親知らずを抜く理由は・・・・・・
親知らずは一度腫れると少し期間をあけてから再び腫れることが多々あります。(短期間で腫れたり痛みが繰り返されるときは、抜歯することをおすすめします。)
物が挟まりやすく、親知らずの手前の奥歯が虫歯になりやすいとき。(親知らずよりもその手前の歯に悪い影響が出る場合は、手前の歯の保存を優先して保護するために親知らずを抜くことをすすめます。)
虫歯が大きく、場所が口の奥で治療器具が入らないとき。(治療器具が、口の奥まで入らずに虫歯の治療ができない場合、抜くことが有効な治療となることがあります。)
歯並びに影響がでる場合。(親知らずは生えてくるスペースがないと、他の歯を押して出てくる場合があるため、正常な歯並びを乱してしまうことがあります。歯並びを保護するために親知らずを抜くことが良いことがあります。)
上か下かいずれか片方しか生えていない場合。(正常に生えてきたとしてもかみ合わせる歯がない場合には、奥歯の後ろの歯肉を咬んで、炎症を起こすことがあるため、抜いた方が良いことがあります。)
天理市のせんざい歯科クリニックでは月に一度の外科のオペ日までに抜歯の必要性や術式の説明をきっちり行い、オペ日当日はさらに口腔外科専門の歯科医師からのカウンセリングを再度おこなってからの抜歯を基本としております
そして、本日27日(土曜日)は抜歯後の消毒を行う患者さまで午前中の予約はでしたが、昨日抜歯をされた患者さま方は特に痛みや腫れが続くことなく経過良好であることをチェックして抜歯後の消毒、洗浄をおこないました
今月は上顎洞閉鎖術などの症例も含まれておりましたが、術後の治癒経過も特に異常はなく、腫れたり、痛むことも無く、患者さまも安心されておられました
親知らずが気になる方は天理市のせんざい歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
次回の口腔外科のオペ日は7月31日(金曜日)夕方5時からとなります
夕方5時から夜9時すぎまでの4時間だけの口腔外科デイですがlびっちり詰まったアポイントは今月は21名
全員親知らずや難症例の抜歯や外科の患者さまの予約でしたが、口腔外科担当の南暢真(みなみのぶまさ)先生は、どんな難抜歯(水平埋伏や埋伏といった専門的な技術を要する抜歯)でも短時間で、丁寧に、確実に、安全にこなしていきます
診療スペースの裏側に位置する消毒コーナーでの器具の洗浄、消毒、滅菌、器械出し準備などでスタッフたちも大忙しです
南先生の隣りでは、口腔外科の患者さまの術式や経過をカルテにこと細かく記載する真剣な松本義之(まつもとよしゆき)院長です ↓
「術式の記載だけは必ず手書きをすること」が開業以来絶対に続けている院長のポリシーです
患者さま一人ひとりの症例や術式に応じて、その時のカルテ内容はさまざまですが、
松本院長は昔から絵やスケッチが得意中の得意らしいです
↑ 本人いわく勉強が得意と言ってますが(笑)
さっきまで夕方だった外の景色も、すっかり夜になってます
南先生のオペを確認しながら、松本院長はカルテ記載をして、衛生士や助手は外科のアシスタント、患者さまへの術後の説明などをチーム一丸となってテキパキとこなしていきます
あまり通院する時間が無くて忙しいというこの患者さまの場合は右下の(少しだけ歯の頭を出しただけの半分埋伏した状態の)親知らずを抜歯すると同時に、同じ右上の親知らずの抜歯も希望されました。
↑ この患者さまのレントゲン写真ですが、斜めに生えている右下の親知らず(このレントゲン写真では向かって左下に見える斜めに生えているのが親知らずです)と、その手前の奥歯の間に食べかすが挟まってむし歯になったり、歯肉が腫れたり、痛みや違和感が出ることが多いです。(実際手前の歯はむし歯になっているため、後日あらためてむし歯治療が必要な症例です。)
この患者さまの抜歯も口腔外科担当の南先生は、
麻酔⇒メスで歯肉切開⇒歯冠分割⇒抜歯⇒縫合⇒止血まで、ものの10分未満でした
そのあと、引き続き上の親知らずを同時に抜歯して終わりです
手術時間が短いということは、抜歯後の痛みや腫れ、感染する確率がグンと下がりますので、患者さまの負担はかなり軽減されます
このように親知らずを抜く理由は・・・・・・
親知らずは一度腫れると少し期間をあけてから再び腫れることが多々あります。(短期間で腫れたり痛みが繰り返されるときは、抜歯することをおすすめします。)
物が挟まりやすく、親知らずの手前の奥歯が虫歯になりやすいとき。(親知らずよりもその手前の歯に悪い影響が出る場合は、手前の歯の保存を優先して保護するために親知らずを抜くことをすすめます。)
虫歯が大きく、場所が口の奥で治療器具が入らないとき。(治療器具が、口の奥まで入らずに虫歯の治療ができない場合、抜くことが有効な治療となることがあります。)
歯並びに影響がでる場合。(親知らずは生えてくるスペースがないと、他の歯を押して出てくる場合があるため、正常な歯並びを乱してしまうことがあります。歯並びを保護するために親知らずを抜くことが良いことがあります。)
上か下かいずれか片方しか生えていない場合。(正常に生えてきたとしてもかみ合わせる歯がない場合には、奥歯の後ろの歯肉を咬んで、炎症を起こすことがあるため、抜いた方が良いことがあります。)
天理市のせんざい歯科クリニックでは月に一度の外科のオペ日までに抜歯の必要性や術式の説明をきっちり行い、オペ日当日はさらに口腔外科専門の歯科医師からのカウンセリングを再度おこなってからの抜歯を基本としております
そして、本日27日(土曜日)は抜歯後の消毒を行う患者さまで午前中の予約はでしたが、昨日抜歯をされた患者さま方は特に痛みや腫れが続くことなく経過良好であることをチェックして抜歯後の消毒、洗浄をおこないました
今月は上顎洞閉鎖術などの症例も含まれておりましたが、術後の治癒経過も特に異常はなく、腫れたり、痛むことも無く、患者さまも安心されておられました
親知らずが気になる方は天理市のせんざい歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
次回の口腔外科のオペ日は7月31日(金曜日)夕方5時からとなります
投稿者 せんざい歯科クリニック