せんざい歯科クリニック ブログ
2015年3月30日 月曜日
★良い歯医者さんって?
天理市のせんざい歯科クリニック前の桜並木のサクラもちらほら咲き始めてきました
春の美しい桜は......最近は私を初心に立ち返らせてくれる象徴となっております
春って本当に素晴らしい節目ですね。
ところで、美容室で髪を切ってもらうとき、行きつけのショップやお店に行ったとき、あるいは他府県に住んでる友人たちに「近くの歯医者さんに行きたいんだけど、良い歯医者さんってどこを見ればよいの?」と職業柄質問されます
そういうときに私はかならずこう答えます。
「結論から言うと、良い歯医者さんの定義なんて人それぞれだよ
開業したばかりの歯医者さんならキレイだろうけど、そういう表面的なことよりもむしろ感じ取るべきところは清潔感があって衛生的にも気を使ってそうな雰囲気はわかるとおもうよ。
受付スタッフの応対や先生や歯科衛生士さんのていねいな扱いは自分自身でも身を持って判断できるとおもうよ。
毎回麻酔をしっかりしてくれれば痛くないだろうし、意味なくわきあいあいとしてれば明るい雰囲気だろうし、診療チェアはドクターやスタッフ数がいれば必然的に多いだろうし、また患者さんが少ないからとか、逆にいつも予約も取れないほど混んでるから人気あるものだとか、単純にそういう表面的な判断で決めるよりも、治療の内容や方針の説明を担当の先生にきっちりしてもらって、自分自身が納得できるような治療をすすめてくれる歯医者さんならば、それがあなた自身には波長のあった歯医者さんだと思うよ。
周りの噂や情報も参考になって有用ではあるけど、自分自身が経験してもいない表面的な情報や、インターネットの自作自演の操作可能なチープな情報に惑わされることなく、自分が信頼できる、楽しく通える、ここは信頼おける、と思える歯医者さんならばそこが一番良い歯医者さんだと思います。
本当に人それぞれの判断、ポイントは違うからね。」
と答えております
もちろん技術的なことはなかなか専門的すぎてわからないことが多いでしょうが、そこは歯科医院を開業しているからこそできてて当たり前だと思っておきましょう。むしろ理解でききれてない治療方針や治療内容、治療結果などそういう疑問点や質問こそあるならば、歯医者さんに質問して、それに対するきっちりした説明、返答をしてくれるならば良いと思います。
そういうわかりやすい説明や明白な返答をもらえない場合や自分にとって納得できない場合はその歯医者さんはあなたには合ってないのかもしれないです。
さて、世の中で良い歯医者さんの選び方などと色々と言われている昨今ですが......
私の感じることを少し述べたいと思います。
歯医者対患者様の関係も人間同士なので、ある患者様には満足いただける歯医者であってもある他の患者様には満足いただくことな叶わない場合は歯科医自身が努力を尽くしても私程度ではまだまだあると感じます。
合う合わない人間同士ということです。もちろん全ての患者様に対して個々の患者様のご希望に添える対応を瞬時に把握し且つそれを行うことができる歯科医も存在するでしょう。
いくら科学や技術や機械が進化しようと歯科医と患者様の対人間関係が最も大切な職業であると痛感する私は、、、私の職業は悲しいかな患者様からは恐怖と畏怖(汗)の存在でしかないことが大きいという悲しい現実を直視することを常に噛み締めながら、患者様との対応を考えております。
歯の治療で歯科医院に通われる患者様の大多数は痛みという症状を少なからず抱えておられますよね。
この痛みというものがやはり人間として精神的に畏怖であり恐怖であるのでしょう。
そしてその痛みの元凶のように歯医者さんが考えられてしまっていますよね。
現実ですが悲しいです。
でも痛み、、それは神様から与えられた素晴らしい人間の進化の賜物なんですよ!
痛みを感じるからこそ人間は自分の身体の一部の歯の部分の深刻なダメージを認識することができるからです。
これが痛みでなければ痛みを取り去るために行動を起こす選択にも着手しないやもです。
生物として、口、歯というものは食物を体内に取り入れる一番最初のポジションであり生きるためのエネルギーを取り込むことをつかさどる大切な機能箇所です。
その部分が深刻なダメージにより正常に機能できなくなれば健康に障害が起きてくるやもしれません。
医業が存在しない太古であれば歯の欠損は正しく食物を取り込むことの障害となり著しい歯や口腔内のダメージは食物を取り込むことを不可能にし最悪は死をも連想させるものであったでしょう。
現代は生きる方法だけでしたら様々な対処法がありますが太古より霊長類の長として進化し続けるにあたり人類には口腔内のダメージやトラブルを人体のオーナーである人間本人に伝達するため、脳へとそれを『痛み』というカタチの警報で伝達することになっているのです!
上記のことは私達歯科医には基礎中の基礎であり至極当たり前当然のこと過ぎて日々には大きくは意識していないことかもしれないのですが先日ある患者様(将来は歯科医を目指しているというA少年)にこのことを詳しく説明した折、、、本当に感動されたそうで......その感動された旨を後日聞き及び......私自身また初心に立ち返り患者様への対応を新たに省み新しく改める素晴らしいキッカケになったことがありました。
確かに僕も少年の日に人間ってスゲーと感動したものでした。
痛みという警告を真剣にに受け止めて治療を施すことこそが私の職務であります。もちろん痛みの警告にもレベルがございます。そのお話はまた機会がありましたらで、、、、、、
このブログを通して『痛み』という存在に対する受け止め方が少しでも前向きな方向へと意識を向けて下さる方が増えていただければ私も歯科医として大変光栄に思います。
私自身は人間としても本当にまだまだ至らぬことばかりですが...日々の中から感じる事柄を少しでも患者様とのコミュニケーションや歯科医としての施術の上で活かせていけるように努力してまいります。
私は患者様や患者様のご家族の方の何気ない一言やお言葉や感想からも沢山の気付きを頂戴しております。
どうか私を成長させる良き薬になるとのご見解で厳しいご意見やご指摘もお願いいたします
春の美しい桜は......最近は私を初心に立ち返らせてくれる象徴となっております
春って本当に素晴らしい節目ですね。
ところで、美容室で髪を切ってもらうとき、行きつけのショップやお店に行ったとき、あるいは他府県に住んでる友人たちに「近くの歯医者さんに行きたいんだけど、良い歯医者さんってどこを見ればよいの?」と職業柄質問されます
そういうときに私はかならずこう答えます。
「結論から言うと、良い歯医者さんの定義なんて人それぞれだよ
開業したばかりの歯医者さんならキレイだろうけど、そういう表面的なことよりもむしろ感じ取るべきところは清潔感があって衛生的にも気を使ってそうな雰囲気はわかるとおもうよ。
受付スタッフの応対や先生や歯科衛生士さんのていねいな扱いは自分自身でも身を持って判断できるとおもうよ。
毎回麻酔をしっかりしてくれれば痛くないだろうし、意味なくわきあいあいとしてれば明るい雰囲気だろうし、診療チェアはドクターやスタッフ数がいれば必然的に多いだろうし、また患者さんが少ないからとか、逆にいつも予約も取れないほど混んでるから人気あるものだとか、単純にそういう表面的な判断で決めるよりも、治療の内容や方針の説明を担当の先生にきっちりしてもらって、自分自身が納得できるような治療をすすめてくれる歯医者さんならば、それがあなた自身には波長のあった歯医者さんだと思うよ。
周りの噂や情報も参考になって有用ではあるけど、自分自身が経験してもいない表面的な情報や、インターネットの自作自演の操作可能なチープな情報に惑わされることなく、自分が信頼できる、楽しく通える、ここは信頼おける、と思える歯医者さんならばそこが一番良い歯医者さんだと思います。
本当に人それぞれの判断、ポイントは違うからね。」
と答えております
もちろん技術的なことはなかなか専門的すぎてわからないことが多いでしょうが、そこは歯科医院を開業しているからこそできてて当たり前だと思っておきましょう。むしろ理解でききれてない治療方針や治療内容、治療結果などそういう疑問点や質問こそあるならば、歯医者さんに質問して、それに対するきっちりした説明、返答をしてくれるならば良いと思います。
そういうわかりやすい説明や明白な返答をもらえない場合や自分にとって納得できない場合はその歯医者さんはあなたには合ってないのかもしれないです。
さて、世の中で良い歯医者さんの選び方などと色々と言われている昨今ですが......
私の感じることを少し述べたいと思います。
歯医者対患者様の関係も人間同士なので、ある患者様には満足いただける歯医者であってもある他の患者様には満足いただくことな叶わない場合は歯科医自身が努力を尽くしても私程度ではまだまだあると感じます。
合う合わない人間同士ということです。もちろん全ての患者様に対して個々の患者様のご希望に添える対応を瞬時に把握し且つそれを行うことができる歯科医も存在するでしょう。
いくら科学や技術や機械が進化しようと歯科医と患者様の対人間関係が最も大切な職業であると痛感する私は、、、私の職業は悲しいかな患者様からは恐怖と畏怖(汗)の存在でしかないことが大きいという悲しい現実を直視することを常に噛み締めながら、患者様との対応を考えております。
歯の治療で歯科医院に通われる患者様の大多数は痛みという症状を少なからず抱えておられますよね。
この痛みというものがやはり人間として精神的に畏怖であり恐怖であるのでしょう。
そしてその痛みの元凶のように歯医者さんが考えられてしまっていますよね。
現実ですが悲しいです。
でも痛み、、それは神様から与えられた素晴らしい人間の進化の賜物なんですよ!
痛みを感じるからこそ人間は自分の身体の一部の歯の部分の深刻なダメージを認識することができるからです。
これが痛みでなければ痛みを取り去るために行動を起こす選択にも着手しないやもです。
生物として、口、歯というものは食物を体内に取り入れる一番最初のポジションであり生きるためのエネルギーを取り込むことをつかさどる大切な機能箇所です。
その部分が深刻なダメージにより正常に機能できなくなれば健康に障害が起きてくるやもしれません。
医業が存在しない太古であれば歯の欠損は正しく食物を取り込むことの障害となり著しい歯や口腔内のダメージは食物を取り込むことを不可能にし最悪は死をも連想させるものであったでしょう。
現代は生きる方法だけでしたら様々な対処法がありますが太古より霊長類の長として進化し続けるにあたり人類には口腔内のダメージやトラブルを人体のオーナーである人間本人に伝達するため、脳へとそれを『痛み』というカタチの警報で伝達することになっているのです!
上記のことは私達歯科医には基礎中の基礎であり至極当たり前当然のこと過ぎて日々には大きくは意識していないことかもしれないのですが先日ある患者様(将来は歯科医を目指しているというA少年)にこのことを詳しく説明した折、、、本当に感動されたそうで......その感動された旨を後日聞き及び......私自身また初心に立ち返り患者様への対応を新たに省み新しく改める素晴らしいキッカケになったことがありました。
確かに僕も少年の日に人間ってスゲーと感動したものでした。
痛みという警告を真剣にに受け止めて治療を施すことこそが私の職務であります。もちろん痛みの警告にもレベルがございます。そのお話はまた機会がありましたらで、、、、、、
このブログを通して『痛み』という存在に対する受け止め方が少しでも前向きな方向へと意識を向けて下さる方が増えていただければ私も歯科医として大変光栄に思います。
私自身は人間としても本当にまだまだ至らぬことばかりですが...日々の中から感じる事柄を少しでも患者様とのコミュニケーションや歯科医としての施術の上で活かせていけるように努力してまいります。
私は患者様や患者様のご家族の方の何気ない一言やお言葉や感想からも沢山の気付きを頂戴しております。
どうか私を成長させる良き薬になるとのご見解で厳しいご意見やご指摘もお願いいたします
投稿者 せんざい歯科クリニック